1.意識の改革
地域を回って住民の方にお話を聴くと、「過疎に歯止めはかからん」、「自分たちの代で、当家もこの地で生活するのは終わりだ。生活できんので、子供は帰郷せん」、「山も田も荒れ放題。空屋、廃屋も増えた。小学校は休校し、再び開校の望みはない。いずれ宮の維持もできんようになる。常会で葬式を出すこともできんようになる。もうこの地は終わりじゃ。再生なんかできゃあせん」等と将来を悲観した言葉をよく耳にします。
果たして、そうでしょうか。江戸時代の改革に目を向けてみて下さい。藩は財政が逼迫し多額の債務を抱え、産業は停滞し、人々はやる気をなくし、他地域に出て行く者も増え、先の見通しはつかない。そんなときに改革者が現れ、地域資源を活用して改革を成し遂げているのです。現在に目を転じて下さい。置かれた状況は、当時と同じではありませんか。そうです。今こそ、高い志と勇気を持ち、「平成の改革」をするときなのです。
よく見て下さい。我が郷土は、資源の宝庫です。これを活用すれば、活用する仕組みを作れば、再生可能なのです。そして、最も大事なのが、行政や住民の意識改革です。天災、飢饉等様々な要因で疲弊していた二百数十か村を再生した二宮尊徳は、「村が疲弊しているのは、天災、飢饉等様々な要因もあるが、最大の要因は農民がやる気を失っていることだ。やる気をもって臨めば、必ず再生できる」と言っています。
他地域を補完し、生き残りを図るために、まずは「我が郷土を再生するんだ」との強い志を持つことが重要です。
藤原義正は、常に客観的に物を見、その先頭に立って活動したいと思います。
2.旧1市6町それぞれの資源を生かした産業(農林畜産業)の育成
旧1市6町は、歴史、地勢、気候、住民感情等が異なり、それぞれが独立して今日を築いてきました。これを崩してしまえば、庄原市の発展はありません。
@ 支所機能の強化
旧庄原市も支所として支所を七つとし、本庁にはマーケティング担当部門・財政改革担当部門を新設するとともに、市長部局に必要な最小限の機関のみを設置することとし、それぞれの支所に権限・予算を付与し、適正数の職員を配置して、各支所完結型の行政を行う。
A 支所長の公募制・産業構造の転換・首都圏に
直接販売できる生産物の育成
支所管内の経営者にふさわしい人材を求めるため、支所長を公募制(我が郷土を客観的に見ることができる目を持ち、経営感覚のある人材を募るため、全国から公募)の特別職とし、その最重要任務は、基幹産業であり、他地域から求められている「農林畜産業」を中心とした産業構造に転換させ、支所管内のあらゆる資源を用いて、大消費地「首都圏」に直接販売できる生産物を育成することとする。
B 支所に当該支所管内出身職員を配置
各支所職員は、それぞれの郷土愛を発揮されること(とりわけ、危機に瀕したとき、自らの郷土を自らが守るとの姿勢)に期待して、旧市町職員をもってあて(たとえば、東城支所には旧東城町職員を配置)、いざというときを基準とした強靱な組織作りを行うとともに、地域に密着した行政運営を行う。
3.財政改革
現在、多額の費用をかけて市本庁舎が建設されていますが、多くの住民の方々から強い批判の声が挙がっています。
@ 必要なものの中にも優先順位をつけ、無理・無駄な公共事業は行わ
ない。
A 「自助(住民自ら行うべきこと)」、「互助(住民同士で助け合うべきこ
と)」、「公助(行政が行うべきこと)」を明確にして、予算を根本から
見直す。
B 行政のさまざまな無駄をなくし、常に少ない費用で効果的な業務を
行うよう、倦まず弛まず「改善(カイゼン)」を続ける。
4.スポーツの振興
高レベルのアスリート育成を目指すとともに、市民がスポーツに興ずることを奨励し、老若男女を問わず心身ともに健康・健全で、元気な郷土を築く。
5.高速通信網・CATV(ケーブルテレビ)の整備
高速通信網(光通信)を整備し、産業育成等に努める。テレビが映りにくい地域を解消し、市民生活の向上に努める。
6.地域医療・福祉の充実
@ 地域医療を確保するため、庄原日赤病院、市立西城市民病院維持・
充実に努める。
A お年寄りや介助を必要としておられる方が安心して暮らせるよう、
福祉の充実に努める。
7.子育て支援、はたらく女性にやさしい社会の実現
@ 子育て世代への住民税減税、保育所の充実等、子育て支援を行う。
A はたらく女性を支援するため、地域互助制度を推奨・定着させる。
8.災害に強い地域づくり
常に大災害に備え、人材育成、基盤整備に努める。